Meta Quest HDMI Linkで、HDMI、DisplayPort、USB-CのデバイスからMeta Quest への接続が可能に

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Meta Quest 3はスタンドアローン型ヘッドセットです。ケーブルに煩わされることなく、ライブコンサートやコメディショーを観たり、没入型ゲームで遊んだり、世界中の友達と楽しく交流ができます。しかし、それはより広範なエコシステムの一部とも言えます。

この考えは、Link ケーブルがリリースされた2019年にまで遡ります。このとき、VRファンはLinkケーブルを使って初代Questヘッドセットを必要に応じてPCに接続できるようになりました。そして、Air Linkの登場により、PC接続がさらに簡単になり、PCで再生するコンテンツをMeta Questのヘッドセットにワイヤレスでストリーミングできるようになりました。そして、MetaはMR(複合現実)にも力を入れ、物理世界と仮想世界の融合に注力してきました。

Metaはこの度、Meta Quest 2、Meta Quest 3、Meta Quest Pro向けの「Meta Quest HDMI Link」を発表、展開を開始し、再び新しいカテゴリーのデバイスをヘッドセットに接続できるようにします。

HDMI Linkを使用すれば、ハンドヘルド型PCや携帯型ゲーム機、ノートパソコンなど、HDMIまたはDisplayPortを備えたデバイスに、Meta Questヘッドセットを接続できます。HDMI Linkを使用すると、v67ソフトウェアアップデートを通じて最近リリースされた「シアタービュー」と同様に、VRによって2Dコンテンツを低遅延で大きなVR上のスクリーンに表示できます。

ルームメイトがテレビを使っていても、ホテルに滞在しているときにゲームを大画面でプレイしたくなっても、HDMI Linkがあれば、お気に入りのゲームをヘッドセットで楽しむことができます。HDMI Linkの出力は1080pで、ほぼ遅延すること無くサイズや位置を調整できる画面にゲームを映し出すことができます。

もちろん、ノートPCやスマートフォンも利用可能です。飛行機で集中して映画を観たい時や、誰にも画面を見られずに仕事をこなしたいと思う時もあると思います。HDMI Linkを使えば、ゲームプレイする場合も、仕事をする場合でも、コンテンツのほとんどをシームレスに表示できます。(注: 特にストリーミングアプリなどの特定のアプリでは、HDMI Linkに干渉する可能性のあるコピー防止ソフトウェアを内蔵しています。)

理想的な環境下であれば、より使いやすいオプションが他にもあります。たとえば、安定したWi-Fiを使用している場合は、Air Linkが最適です。Xbox Cloud Gaming (ベータ版)もMeta Questで2Dゲームを楽しむための優れた選択肢となるでしょう。HDMI Linkは、Wi-Fiが不安定な場合に最適で、インターネットを利用できない場合の唯一の選択肢でもあります。またこの他にも、通常ではMeta Questで利用できない、多くのデバイスに対応しています。

セットアップ

HDMI Linkを利用するにはサードパーティ製のハードウェアが追加で必要なのでご注意ください。具体的には、UVCおよびUACに対応するキャプチャカードと、関連するケーブル(USB 3.0を推奨)が必要となります。基本的には差し込んで使用しますが、Air Linkの設定ほどは簡単ではないため、現時点ではHDMI LinkはApp Labでリリースする予定です。

セットアッププロセスの詳細は、以下をご参照ください。

  1. ヘッドセットにMeta Quest HDMI Linkをインストールします。
  2. ご利用のデバイスの出力に応じて、シンプルなHDMIケーブル、USB-C - HDMIケーブル、またはLightning -HDMIケーブルを使用して、ソース機器をキャプチャカードに接続します。
  3. (任意)キャプチャカードにUSB-C電源を供給し、使用中にヘッドセットも充電しておくことが可能です。
  4. USB-A(メス) - USB-C(オス)ケーブルを使用して、ヘッドセットをキャプチャカードに接続します。
  5. ヘッドセットを起動し、必要な権限を設定し、お楽しみください。

すべての人に、より多くの選択肢を

HDMI Linkをローンチし、外出先でのゲーム、仕事、エンターテインメント、あるいは我々が予想もしていないような使い道など、どのようにHDMI Linkが利用されるのか、楽しみにしています。長期的にMetaが掲げる理想として、VRをより一般的なコンピューティングプラットフォームとして普及させたいと考えています。これは、Meta Questが日常的に利用され、身近にある他のデバイスとシームレスに動作し、通信できるようにすることも意味します。

HDMI LinkはMetaにとって、次世代のコンピューティングプラットフォームを実現するための最新の進化です。Meta Quest 3では、1つのヘッドセット内でVRとMRのコンテンツどちらも、7万4800円(税込)~の価格で体験できます。

App LabからMeta Quest HDMI Linkをダウンロードし、ご利用いただけます。ただし、対応可能なキャプチャカードと、デバイスをヘッドセットに接続するためのケーブルも必要です。

このアプリで何ができますか?

このアプリは、USB Video Class (UVC) 対応のUSBビデオキャプチャカードから、映像と音声をMeta Questデバイスにストリーミングします。

どのヘッドセットが対応しますか?

この機能は、Meta Quest 2、Meta Quest 3、Meta Quest Proをサポートしています。

どの入力デバイスに対応していますか?

1080pのキャプチャおよび出力解像度をサポートするUVC(USB Video Class)対応USBキャプチャカードに対応しています。USB 3.0カードを推奨しています。

アプリの入手方法は?

Meta Quest Storeよりアプリをヘッドセットにインストールできます。

ストリーミングサービスの映像を再生できないのはなぜですか?音声しか聞こえないのですが?

HDMI信号のHDCP(高帯域幅デジタルコンテンツ保護)が有効になっている場合、キャプチャカードは映像を表示することができません。

どのキャプチャカードに対応していますか?

1080pキャプチャおよび出力解像度をサポートするUVC対応のUSBキャプチャカードに対応しています。最良の体験のためにUSB 3.0カードを推奨しています。

なぜこのアプリはカメラとオーディオ録音の許可が必要なのですか?

USBデバイスと直接通信するAndroidアプリは、通常のカメラアプリと同じように、UVCデバイスにアクセスするためのカメラの許可が必要です。

Meta Quest HDMI Linkのスクリーンのサイズは?

スクリーンの解像度は1920x1080です。1080pのコンテンツを60fpsでキャプチャできるキャプチャカードを使用し、ソースの解像度を同じにすることをお勧めします。

画面がブランクになってしまった場合、どうすればよいですか?

キャプチャカードをヘッドセットから外し、再度接続してみてください。キャプチャカードによっては、複数のHDMIおよびDisplayPortのポートがあります。正しい入力ポートを使用していることを確認してください。また、HDMI信号でHDCPが有効になっている場合、キャプチャカードは映像を表示できません。

動画のフレームレートが低い場合、どうすればよいですか?

これは、低品質のキャプチャカードやUSB 2.0ケーブルが原因で起こる可能性があります。USB 3.0スピード(SuperSpeed)をお勧めします。

買ったキャプチャカードが使えない。どうすればいい?

キャプチャカードをヘッドセットから外し、再接続してみてください。キャプチャカードがUVC対応であることを確認してください。カードによっては複数のHDMIおよびDisplayPortのポートがあるため、正しい入力接続について利用者マニュアルを確認してください。また、HDMI信号のHDCPが有効になっている場合、キャプチャカードは映像を表示できません。うまくいかない場合は、キャプチャカードのメーカーにお問い合わせください。