「Hey Facebook」で、Oculus Quest 2をハンズフリーで楽しむ
VRの操作方法は1つではないということを、私たちはここ数年の経験から学びました。時と場合によって、便利な操作方法は変わってきます。Oculus Touchコントローラーのときもあれば、手であったり、あるいは声であったりとさまざまです。Oculusでは2020年半ばに音声コマンドを追加し、Oculusのナビゲーションと制御のハンズフリー化を実現しました。ただこの時点では、完全なハンズフリー化にはあと一歩及びませんでした。なぜなら、音声コマンドを言う前に、ホームメニューで[音声コマンド]を選択するかOculusコントローラーボタンを2度押しする必要があったからです。
しかしその操作も、もう必要ありません。このたびQuest 2に「Hey Facebook」ウェイクワードオプションが追加され、Oculus使用中の音声コマンドの実行がさらに簡単になりました。この機能は今後、すべてのOculusデバイスに展開する予定です。Oculusが目指すのは音声コマンドの完全ハンズフリー化です。スクリーンショットの撮影、ミラーリング、友達との集合をもっと簡単にするのが目標です。『Myst』で島を離れずに決定的な瞬間をカメラに収めたり、大事な瞬間に中断せず『Beat Saber』をミラーリングして友達と一緒に楽しんだり、ライブラリの検索に時間を掛けずに新しいゲームの世界に直接飛び込めるようにしたいとも考えています。
「Hey Facebook」は今週より、Quest 2の利用者向けに順次リリースされます。この機能は段階的なリリースとなりますが、使用できる場合には[テスト機能]設定に表示されます。ここで「Hey Facebook」をオンにすると、「Hey Facebook、スクリーンショットを撮って」、「Hey Facebook、オンラインの人を表示して」、「Hey Facebook、Supernaturalを開いて」などのさまざまな音声コマンドを実行できるようになります。なお、マイクがオフになっていたり、ヘッドセットがスリープ状態または電源オフになっていたりすると、Questが「Hey Facebook」を聞き取れないので注意してください。
「Hey Facebook」の使用は必須ではありません。このウェイクワードを使わなくても、これまでと同様にホームメニューの既存のボタンの選択またはOculusコントローラーボタンの2度押しで音声コマンドを実行することは可能です。「Hey Facebook」のオン・オフ切り替えはいつでも可能です。この機能をオンにしたときと同じように[テスト機能]パネルで簡単にオフにできます。
また、音声コマンドを保存するかどうかも選択できます(保存をオンにした場合、お客様の音声コマンドの録音が機能改善のために活用される可能性があります)。音声コマンドのアクティビティの表示、再生、削除や音声コマンドの保存の無効化は、[設定]でいつでも簡単に行えます。保存をオフにした場合でも音声コマンドは変わらず利用できます。Oculusは責任を持ってお客様のプライバシーを保護します。プライバシー保護の取り組みについて、詳しくはこちらをご覧ください。
「Hey Facebook」によってQuestの可能性が広がり、お気に入りのゲームの世界を早く立ち上げたり、今のその瞬間に浸ったまま、そこから離れることなく大小さまざまな出来事を記録したりできるようになればと思っています。Oculusの使命はお客様がヘッドセットを存分に活用できるようにすることであり、そのためにはまず、コントローラー、手、そして声といった操作方法の選択肢を用意することが不可欠だと考えます。
繰り返しになりますが、「Hey Facebook」オプションはQuest 2の一部の利用者から徐々に提供を始め、その後すべてのOculusデバイスに展開する予定です。そのため、まだメニューに表示されないかもしれませんが、今しばらくお待ちください。また、近々登場するその他の新機能にもご期待ください。


