Meta Questヘッドセットのトラッキングのしくみについて
Meta Questヘッドセットでは、6DoF (自由度6)のインサイドアウトトラッキングが使用されています。ヘッドセットの設定パネルでトラッキングをオフにすると、実際には6DoFトラッキングから3DoFトラッキングに切り替わります。それぞれのトラッキングタイプについて、以下で詳しく説明します。
- 3DoF: 3DoF (自由度3)のトラッキングでは、X、Y、Zの各軸を中心とした回転運動のトラッキングが可能です。3DoFでは利用者が見ている方向(上下、左右など)のみがトラッキングされ、部屋の中を移動した際の位置はトラッキングされません。
- 6DoF: 6DoF(自由度6)のトラッキングでは、位置の動きに対するトラッキングが加わります。6DoFのヘッドセットでは、見ている方向(3DoFと同様)に加え、部屋の中を歩いた際の位置もトラッキングされます。
どちらのトラッキングがヘッドセットでオンになっているかを確認できる簡単なテストを紹介します。オブジェクトに近づいたりオブジェクトから離れたりできる場合は、6DoFトラッキングが使用されています。周囲を見回すことしかできず何に向かっても移動できない場合は、3DoFトラッキングが使用されています。
トラッキングのオンとオフを切り替える
6DoFトラッキングをオフにしたり、ヘッドセットの使用中にトラッキングが失われたりしない限り、デフォルトでヘッドセットでは6DoFトラッキングが使用されます。
ヘッドセットのトラッキングをオンまたはオフにするには:
- 右Touchコントローラーの
Metaボタンか
Oculusボタンを押して、ユニバーサルメニューを開きます。
- ユニバーサルメニューの左側にある時計を選択し、[クイック設定]を開きます。
[設定]を選択してから、
[動きのトラッキング]を選択します。
- [ヘッドセットのトラッキング]の横にある切り替えボタンを選択してこの機能をオンまたはオフにします。
トラッキングの最適条件
ヘッドセットのトラッキングが最適に動作するには、プレイスペースの照明が明るく均一である必要があります。一般的な推奨事項としては、来客がある際のリビングルームと同じ明るさにします。部屋が暗すぎると、ヘッドセットが6DoFトラッキングを使用できなくなる場合があります。
6DoFトラッキングの目的
6DoFトラッキングは、現実世界での動きをヘッドセットで再現できるようにする技術です。その結果、6DoFトラッキングは多くのアプリ、ゲーム、エクスペリエンスが機能するために必要とされており、ヘッドセットの使用中に利用者がプレイスペースから出ないようにするための境界線もその1つです。
怪我や損傷を防ぐため、6DoFトラッキングをオフにした場合は、その場に立ったままもしくは座ったままでのみ、Meta Questヘッドセットをご利用ください。
トラッキングが失われた場合の対処方法
6DoFトラッキングが機能しない環境にいる場合、トラッキングが失われたことを警告するエラーメッセージが表示されます。3DoFトラッキングでヘッドセットを引き続き使用するか、次の手順を試してヘッドセットの6DoFトラッキングを再度オンにします。
- 環境を確認する: トラッキングが再開できるように環境を整える必要がある場合は、ヘッドセットを外して、部屋の明るさが変わっていないことを確認します。変わっていた場合は、照明をさらにつけるかより明るい部屋に移動します。
- 境界線の履歴をクリアする: トラッキングに問題がある場合、境界線の履歴をクリアすると解決することがよくあります。同じヘッドセットで複数のプロフィールを利用している場合は、使用中のプロフィールだけでなくどのプロフィールでも境界線の履歴がクリアされます。境界線の履歴は境界線設定でクリアできます。
- 注: 履歴をクリアした場合、境界線を再度描く必要があります。
上記の手順に沿ってトラッキング喪失の問題を解決したら、トラッキングをオンにする手順に沿って、ヘッドセットで6DoFトラッキングをオンにします。