
性的脅迫への対策 – 保護者
子どもが安全でいられるのは、日々の生活の中でどのような困難に直面しても保護者が支え、導いてくれるからです。デジタル時代の安全は新しいテーマであり、おそらくデジタルコミュニティでの振る舞い方はお子さんのほうが心得ているでしょう。それでも、安全に過ごすために保護者の助言が必要になることもあります。性的脅迫などのトラブルに陥った場合は時として危険な目に遭うこともあります。そうならないように、保護者には子どものためにできることがあります。
簡単なことではありませんが、これを読んでいること自体がすでに大きな一歩です。次は、この件についてお子さんと話し、それから自分の友達とも話してみましょう。
無条件で子どもに寄り添い、話し合う
性的脅迫を受けたとき、子どもはトラブルになることを恐れます。親に恥をかかせたり、停学処分になったり、友達から非難されたり、警察沙汰になったりすることを心配します。脅迫者が子どもを思いどおりに動かすためにそうした恐怖をあおることもあります。残念ながらそれが現実です。こうした恐怖を抱いた子どもは口を閉ざします。その結果、悲しい事態になってしまった事例もあります。
保護者として、心配でもどかしい気持ちになるでしょう。それは自然なことです。しかしお子さんには、「大変なことがあっても責めたりせずにいつもそばにいるから」と伝えてあげる必要があります。あなたが支えになることはお子さんも分かっているだろうと思っていても、言葉にして伝えてください。「何かおかしい」「大変なことになった」とお子さんが感じたときに、「よし話そう」と思ってくれる可能性が高くなるからです。自分の子どもにはこのようなことは起こり得ないと思っていても、早い段階から頻繁に話し合うことをおすすめします。
このような話し合いをいつ、どこで、どのように始めるか、よく考えましょう。話し合いを始めることを考えるタイミングとしては、次のようなものがあります。
何から始めるべきか迷ったら、次のような言葉を対話のきっかけにしてみましょう。
会話を続けるには、次のような言葉をかけます。
問題を理解する
性的脅迫は、露骨な画像や動画(裸が写っているものや性的なもの)をシェアするとオンラインで脅す行為です。そのような写真を持っていないにもかかわらず持っていると主張したり、「ディープフェイク」を作成したりした場合も性的脅迫になる可能性があります。多くの場合、相手は「アプリで金を送れ」「裸や性的な写真や動画を撮って」などと違法なことを要求してきます。こうした脅迫をしてくる人のタイプは、オンラインで会った見ず知らずの人、オンラインで他人になりすましている人、過去の交際相手や性的なパートナーなどさまざまです。
例えば、「そっちのを見せてくれたら、こっちのを見せてあげる」などと言っている、モデル事務所の人間を装って写真を要求してくる、本物に見せかけた加工写真を使っている、すぐにでも恋人関係になりたがっている、複数の(偽の) IDを使って連絡してくるなどの行為に当てはまる場合、そのメッセージは性的脅迫かもしれません。うまい話には、十中八九、裏があります。
性的脅迫を報告し、役立つツールについて学ぶ
公開許可のない性的描写がある画像をシェアすることはMetaのルールに違反する行為であり、Metaは画像の削除をお手伝いすることができます。脅迫されていることやシェアされた画像を報告しましょう。メッセージなどのコンテンツを報告する手順については、FacebookやInstagramのヘルプセンターをご覧ください。
画像や動画についてTake It Downにケースを送信するか、お子さんにそうするよう促してください。Take It Downは、子どもの性的描写がある画像や動画の拡散を防ぐのに役立つ、NCMECが開発した無料サービスです。子どもが匿名のまま利用でき、自分の画像や動画を誰かに送る必要もありません。報告ができる地域のホットラインをInHope Networkで見つけることもできます。
最後に、Metaのヌード管理機能がどのように機能するか、およびこれらがティーン向けのデフォルトであることをご確認ください。ヌード管理機能は、利用者が見たくもないヌードをDM (ダイレクトメッセージ)で見ずに済むようにするだけでなく、送りつけたヌード画像の返礼として言葉巧みにヌード画像を要求する詐欺の被害を防ぐことを目的としています。MetaではパートナーであるConnectSafelyと協力し、機能の仕組みを説明するこの動画を作成しました。
学習を続ける
保護者としての務めは難しいものです。今日のテクノロジーのめまぐるしい変化についていくことも、簡単ではありません。新しいアプリをダウンロードして使ってみましょう。よく使うアプリをお子さんに聞いてみましょう。そのアプリについてお子さんと話す機会を多く持てば、それだけトラブルを察知しやすくなり、お子さんも、困ったことが起きた場合にあなたに話しやすくなります。
保護者と家族向けのリソースをご覧ください。保護者や子どもがFacebookまたはInstagramのいずれかのアカウントを持っている場合は、便利なリンクやアドバイス、大切なポイントをご覧いただけます。自分自身のオンライン体験を最大限に活用するために、また、お子さんがオンラインで上手に過ごせるようサポートするためにお役立てください。
情報を広める
互いに学び合うことで、家族をしっかり守ることができます。Metaの「性的脅迫への対策」の動画をシェアしましょう。性的脅迫の手口について理解が深まれば深まるほど、そのような状況に対しての備えが万全になります。