Meta QuestのBrowserで没入感あふれるウェブ体験を実現するために、ウェブサイトのアクセス許可を管理する
Browserで没入感あふれるウェブ体験を始める際、個々のウェブサイトに対して、ジェスチャーコントロールデータ、ボディトラッキングデータ、空間データへのアクセスを許可するか否かを選択できます。
Metaでは、ジェスチャーコントロールまたは空間データのアクセス許可が付与された後にサードパーティのウェブサイトがそのデータを使用、保存、共有する方法を管理していません。このため、信頼できるウェブサイトにのみデータへのアクセスを許可するようにしてください。
ウェブサイトのアクセス許可を管理する
Browserを使って空間データ、ジェスチャーコントロールデータ、ボディトラッキングデータへのアクセス許可を求めるウェブサイトにアクセスすると、その旨が通知されます。その通知で、アクセス許可のリクエストは拒否または承認できます。ウェブサイトに付与されたアクセス許可を確認または取り消すには:
- Browserで、アクセス許可を表示または編集したいウェブサイトに移動します。
- アドレスバーの左にある緑の鍵アイコンを選択します。
- 付与されたアクセス許可のリストを閲覧し、各アクセス許可の右にあるドロップダウンで調整します。[許可する]または[許可しない]から選択できます。
アクセス許可を削除しても、サードパーティのウェブサイトがすでにアクセスしたデータが削除または変更されることはありません。
Browserでのヘッドセットカメラのアクセス許可
ヘッドセットカメラのアクセス許可を付与すると、ウェブサイトはヘッドセット正面からのリアルタイムのパススルーカメラフィードにアクセスできるようになります。リアルタイムのカメラパススルーフィードには、ユーザーがパススルーで見たすべてのものが含まれます。現実環境を遮るようなバーチャルオブジェクトやウィンドウがある場合、それらはフィードに含まれません。カメラデータをアプリとウェブサイトと共有することを選択した場合、そのウェブサイトのポリシーが適用されます。
ヘッドセットカメラのどのデータがウェブサイトと共有されますか。
アプリのカメラフィードの利用例には、次のようなものがあります。
- オブジェクト認識。開発者は、現実環境内の特定のオブジェクトを認識して使用するウェブサイトを開発できます。例えば、物理的なゲームのピースやボードを取り込んだデジタルボードゲームを開発できます。
- 位置情報認識。開発者は、カメラフィードが示すユーザーの位置情報に応じて異なる応答をするエクスペリエンスを作成できます。例えば現在の場所が、室内と屋外のどちらなのか、有名なランドマークなのか、特定のタイプの部屋の中にいるのかといった情報です。
- その他の機械学習機能。開発者は、リアルタイムのカメラフィードからのデータに対してカスタム機械学習モデルを実行できます。これが使用されるのは、再テクスチャリングやシェーディング、ヘッドセット非装着の参加者を含むゲーム、人と動物の検出などで、業界やトレーニングのあらゆるカスタムユースケースで使用されます。
リアルタイムのカメラフィードへのアクセスだけでなく、ヘッドセットカメラのアクセス許可を付与されたウェブサイトは関連するメタデータを受信できます。これには、カメラの焦点距離、主点、画像サイズ、デバイス中央からのカメラの相対位置などが含まれます。
どの時点でもカメラデータにアクセスできるのは1つのウェブサイトのみです。カメラデータを使用しているBrowserウィンドウを最小化すると、そのウィンドウを再度開くまでカメラデータの提供は停止されます。カメラを使用しているウィンドウを閉じると、カメラデータの提供はすべて停止されます。
Browserでの仮想カメラのアクセス許可
仮想カメラのアクセス許可を付与すると、ウェブサイトはアバターやアプリ、あなたが参加しているワールドの写真や動画を撮影できるようになります。これにより、ビデオ通話でアバターを使ったり、ゲームをプレイ中にさまざまなアングルから録画したりといった特定の機能が有効になります。
通常は以下の機能に使用されます。
- 通話。VRでZoom通話に参加すると、あなたのアバターとホーム環境が他の参加者の画面に表示されます。
- アクションリプレイ。ゲームやアプリでは、バーチャルカメラを使ってベストシーンを三人称視点で撮影・再生できます。
- VRセルフィー。さまざまなバーチャル環境で自分のアバターを撮影できます。
バーチャルカメラのどのデータがウェブサイトと共有されますか。
バーチャルカメラでは、ヘッドセットのパススルーカメラを通して現実の環境が撮影されることはありません。パススルーがオフの場合、没入型の3D環境がバーチャルカメラによって映し出されます。パススルーがオンの場合、バーチャルカメラで撮影された動画には黒い背景の前にアバターが表示されます。
空間データ
空間データとは、現実世界にある壁、面、物のサイズ、形、位置に関する情報を集めたものです。バーチャルと現実世界の環境を融合させる、没入感あふれるウェブ体験では、空間データを利用して、利用者の周りの空間や、利用者がその空間のどこにいるかを把握します。空間データへのアクセスをリクエストするウェブサイトにアクセスした場合には通知が行われ、このリクエストを拒否することができます。空間データについて、詳しくはこちらをご覧ください。
どの空間データがウェブサイトと共有されますか。
ウェブサイトに空間データへのアクセスを許可すると、以下へのアクセスを許可することになります。
- 場面データ: ルームの簡略化されたモデルを作成するために利用されます。このデータによって、利用者のいる環境がより具体的に認識されます。場面データがないと、バーチャルオブジェクトと現実世界の物が相互作用できなくなります。
- メッシュデータ:現実世界の空間にある物の形や構造をヘッドセットが把握するために利用されます。メッシュデータがないと、バーチャルな物と現実世界の環境の相互作用にリアルさがなくなります。メッシュデータは、Quest 3とQuest 3Sヘッドセットでのみ利用可能です。
- 深度データ: ヘッドセットから現実世界の物までの距離に関する大まかな概算です。ウェブサイトはこの深度データを利用して、現実世界の物の背後にあるグラフィックを遮り、仮想オブジェクトを立体的に感じられるようにレンダリングすることができます。深度データは、Meta Quest 3とQuest 3Sヘッドセットでのみ利用可能です。
Browserで没入感あふれるウェブ体験を始める際、個々のウェブサイトに対して、ジェスチャーコントロールデータ、ボディトラッキングデータ、空間データへのアクセスを許可するか否かを選択できます。Metaでは、ジェスチャーコントロールまたは空間データのアクセス許可が付与された後にサードパーティのウェブサイトがそのデータを使用、保存、共有する方法を管理していません。このため、信頼できるウェブサイトにのみデータへのアクセスを許可するようにしてください。
ジェスチャーコントロールとボディトラッキングのデータ
ジェスチャーコントロールとボディトラッキングはMeta Questデバイスの機能で、ヘッドセットのコンテンツをジェスチャーで操作するかコントローラーで操作するかを切り替えることができます。ジェスチャーコントロールとボディトラッキングは、[設定]でオン/オフを切り替えることができます。ジェスチャーコントロールとボディトラッキングについて、詳しくはこちらをご覧ください。
どのジェスチャーコントロールデータとボディトラッキングデータがウェブサイトと共有されますか。
ジェスチャーコントロールとボディトラッキングを有効にした状態でジェスチャーコントロール機能に対応しているサードパーティの没入型ウェブサイトにアクセスすると、ハンドポーズデータと手の推定サイズがウェブサイトと共有され、エクスペリエンス向上のために使用される場合があります。手や身体に関するデータへのアクセス許可を求めるウェブサイトにアクセスすると、その旨が通知されます。アクセス許可のリクエストは拒否できます。
ジェスチャーコントロールとボディトラッキングの機能へのアクセスが求められない非没入型(2D)ウェブサイトでは、ハンドポーズを使用してもハンドポーズデータや手の推定サイズはウェブサイトと共有されません。